



作家から見た
写真の歴史
写真の歴史の中でも特に大切で、現在の写真作品のベースにもなっている内容を「黎明期」「実用化」「記録性」「表現力」「現在」という5つの見方からお話いただきます。
写真で作品を作る人も、写真を観る人にとっても知っておくべき内容です!
※ 講座は基本的に座学形式の授業です。
Curriculum
第1回 写真の黎明期
写真という新しいイメージが発明された当時の時代背景を俯瞰しながら、その時代に写真術を発明した人は何を求めていたのかについてお話しします。
第2回 写真の実用化
写真によるイメージが世の中に浸透することで、人々は写真に様々なものを求めます。人は写真の何に惹かれていたのかについて様々な例をお見せしながらお話しします。
第3回 写真の記録性
近代化が進むなかで引き起こされた戦争をきっかけに、写真による様々な記録が始まります。 ドキュメントされた当時の社会についてお話しします。
第4回 写真の表現力
戦前、戦後の写真による表現行為はどのようなものがあるのか、またそれらはどのような作品だったのかについてお話しします。
第5回 写真の現在
アナログとデジタル、写真が発明された当時と同じく、現在の写真イメージのアウトプットは多様化しています。現在の写真とは何か、様々な作品を紹介しながら、写真の現在についてお話しします。
お申し込み
鈴木崇
アメリカのThe Art Institute of Boston写真学科卒業後、デュッセルドルフ芸術アカデミー、トーマス・ルフクラス研究生としてドイツに滞在。以後、国内外で作品を発表。主な展覧会に「写真の現在3:臨界をめぐる6つの試論」東京国立近代美術館、東京(2006年)、「これからの写真」愛知県美術館、愛知(2014年)「Form - Philia」IMA Gallery、東京(2015年)他多数。昨年Trademark Publishingより作品集「kontrapunkt」を刊行、また今年5月にはamanaより「BAU」「ARCA」の作品集を刊行。 現在、静岡文化芸術大学 非常勤講師 、京都造形芸術大学非常勤講師
