作品のコンセプト
コンセプトとは一般に、作品の背後にある「思想」や「概念」と言われます。作品制作において重要なコンセプトについて、この講座では言葉だけではなくワークショップを通じて、コンセプトと作品制作とがどのような関係にあるのか、作り手の視点から感覚的につかみ取ることや、作品作りのノウハウや基礎力を養うことを目指します。
講座の前半は、過去の美術作品からコンセプトについて学ぶレクチャーを、後半はコンセプトとともに作品が生み出されるプロセスを体験するワークショップを実施します。
作品制作やコンセプトについて悩んでいる方や、アート的思考に関心がある方など、作品制作をされていない方でも幅広く体験していただきたいオススメの内容です!
Curriculum
第1回
レクチャー 「コンセプトとは何か −ミニマルな美術作品から学ぶ−」
第2回
レクチャー 「社会に生きる人としての美術作品とコンセプト」
第3回
レクチャー & ワークショップ 「私の作品のためのコンセプト」
第4回
ワークショップ 「コンセプトに基づいた作品計画」
第5回
ワークショップ「作品または作品計画の発表会」
定員 10人(最小開講人数4人)
日程 諸事情により開催中止になりました
時間 12:45〜14:45(2時間×全5回)
受講料 25,000円
持ち物 筆記用具 ※ワークショップに必要なものは別途講座内で連絡致します。
講師 松井 沙都子
場所 KIITO 101(和室)
お申し込み
※諸事情により開催が中止になりました
松井 沙都子
美術作家。1981年 兵庫県生まれ、大阪府育ち。2017年博士(美術)(京都市立芸術大学)。「足りなさ」を基準とする造形という独自の方法論による作品を制作。インスタレーションを中心に、立体造形、写真、ドローイングなど様々なメディアを用いる。近年は現代の日本の住空間をモチーフとする作品シリーズを展開。主な個展に「モデルハウス」(2018年、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)、「抽象住宅」(2018年、ギャラリー恵風)、「ブランクの住空間」(2015年、gallery PARC)。