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勝又公仁彦 アート・ワークショップ
−ミニトーク+写真を変形させるワークショップ

この講座はゲスト講師をお招きして開催する、都度受講可能なアート・ワークショップとなります。

今回は美術家の勝又公仁彦さんをお迎えし、写真を折り曲げたり、立体へと変化させるワークショップを開催いたします。写真は平面だと、普段当たり前のように考えていることを、ワークショップを通して改めて見直してみることで、参加者の方の新たな発見や変化につながるのでは、と期待しております。

ワークショップの前には勝又さんご自身の作品についてお話頂けるミニトークの時間もございますので、写真表現について難しいなと考えておられる方や、写真と美術について興味のある方など、さまざまな方にご参加頂ければ嬉しく思います。

通常、写真は丁寧に扱うべきもの、折れたりシワがつくことで画像イメージが損なわれないようにするべきというのが基本です。また、写真は平面であることも基本になっています。しかし、出力された写真はイメージであると同時にその出力された媒体の性質をも纏っています。今回はそのようなイメージの乗る場所(基底面)についてや、写されたものとイメージとの心理的関係について、体験を通じて身体的心的な考察と自己省察を行う機会となればと思っています。(勝又公仁彦氏より)

定員  30人  ※希望者が多いため会場を変更し定員を増やしました。

日程  12月21日(土)

時間  16:30〜18:30

受講料 3,000円

持ち物 A4サイズ程度以上の写真を数枚。特に自分が美しい、あるいは神聖だ、大切だと思う被写体が写っているものが望ましいが、物理的に変化させるため、それ以外のものでも良い(印画紙やプリンター用紙以外の印刷物などでも可)。硬い素材の場合は、怪我をしないように手袋など手指を保護するもの。

講師  勝又公仁彦

場所  KIITO 3階 301

​メール:morita.suzu@gmail.com まで

①お名前・②連絡先・③参加人数を書いてお申し込みください!

勝又公仁彦

​美術家・写真家

 

早稲田大学法学部卒業、インターメディウム研究所修了。幼少時より音楽と文章制作に注力。大学在学中からさらに絵画、写真、映像などの作品制作に移行。国内外で様々な職業に従事した後、発表を開始。デジタル化した写真を様々な支持体に出力したインスタレーションから出発し、主に写真を中心とした映像メディアで作品を制作。

多様な被写体のもとで「時間」「光」「場所」「空間」「認知」などをサブテーマに、常に写真の構造に触れる作品を展開。日常の中に現象しながらも知覚されることの無かった世界を掬い取ることで、観る者を新たな認識へと誘うとともに、歴史・社会・文明への批評的な暗喩を込めた作品制作を続けている。近年は医療や生死をテーマとしたインスタレーションの一方でパフォーマンスも行う。

主な展覧会に「写真の現在2 —サイト— 場所と光景」(東京国立近代美術館、2002年)「都市の無意識」(同、2013年)「あいちトリエンナーレ2016」(岡崎康生会場、「トランスディメンション —イメージの未来形」2016)。「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち」(21_21 DESIGN SIGHT、2018年)など。

 

主な受賞に「日本写真協会新人賞」(2005年)。

主な作品集及び編著作に『Compilation of photo series until 201X Vol.1』(Media Passage、2018)、『写真2 現代写真 行為・イメージ・態度』(京都芸術大学東北芸術工科大学出版局、2021)。

東京国立近代美術館、世田谷美術館、沖縄県立博物館・美術館、株式会社資生堂など国内外の主要なコレクションに作品が収蔵されている。

京都造形芸術大学教授。多摩美術大学非常勤講師。

http://www.kunihikokatsumata.com/index.html

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